ドクターX 2013 第七話の感想【シーズン2】※ネタバレ有り

ドクターX2013の第七話の感想を書きたいと思います。

今回のお題は、

「選挙のために手術を利用した…患者を道具にして。手術を舐めるな!」

です。


浅井久恵として出演された白川由美さんですが、惜しくも今年の6月に79年の生涯に幕を閉じました。

芯のある女性として、未知子と対峙しても負けない威厳を持った浅井久恵という役がピッタリでしたね。

そんな白川さん演じる浅井がキーとなる第七話。

早速あらすじと感想を書いていきたいと思います。


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外科vs内科

前回の終わりに蛭間がかつて金沢の第十八分院に飛ばした鷹野七起(浅野和之さん)を、馬淵が主任教授選で特別推薦すると、蛭間に宣言しました。


近藤が主任教授選において、大切な手術を海老名にお願いして自分の父である六郎の手術に参加。

結果的に、主任教授選では海老名を選ぶことにしていましたが、鷹野にとっては海老名は教え子であり、更に鷹野はフランスの学会で賞の候補に選ばれており、主任教授選では圧倒的に鷹野が有利な状況になっていました。


そんな中で、更に蛭間たち第二外科を追い込む出来事がおこります。

それは、浅井久恵(白川由美さん)を金沢から鷹野が転院させて、影響力のある浅井の手術を行うことで、更に主任教授選で優位になろうとしていたのです。


浅井の手術については、海老名も近藤も自分が担当すると主張しますが、蛭間に内輪で揉めてる場合じゃないと諭されます。


浅井の手術についてのカンファレンスの席上、鷹野の示した術式に対して、未知子が完全に外科手術でがんを除去すると明言。

外科を統括する蛭間は、鷹野ではなく未知子に浅井の手術を任命します。

しかし、鷹野と馬淵は焦りません。なぜなら、浅井は鷹野以外に手術はさせる気がないことが分かっていたからです。


命と命の使い方

浅井の執刀医の担当に自分がなった事を未知子は直接浅井に伝えます。

しかし、浅井は鷹野以外には手術をしてもらいたくないと未知子に言います。


それは、未知子が自分の信念としている「失敗しないので」という言葉に対して、信頼をおくことができないからでした。

医者にもリスクがあるという事を告げることで、医者と患者がそれぞれリスクに向かうことができるのに、医者が失敗しないと言えば、患者側が負うリスクが存在せず、患者不在の手術になってしまうことになってしまいます。


命が無くなっても良いんだ?との未知子の質問にも、自分で選んだならと答える浅井。

それ以上何も言えない未知子は浅井の部屋を後にします。


鷹野による浅井の執刀が決定した事を蛭間が知ると、手術において外科からは一人も鷹野の助手を出すなと海老名たちに命令します。


一方の鷹野は、第二外科の医局を訪れて、助手にならないものは主任教授選以降クビにするしかないと暗に脅します。

未知子は自分に執刀させてほしいと言いますが、助手ならと鷹野に言われて「致しません」と言って帰っていきます。


この時既に鷹野の異変を感じていた未知子は、鷹野や浅井に手術を延期してはどうか?と言いますが、相手にされず手術が行われることになります。


浅井の手術には、馬淵が理事達を連れてきており、主任教授選において更に有利になるように根回しをしていました。


そして、いざ手術が始まってしばらくしてから、浅井の様子が変わります。

視界がぼやけ、腹部に違和感を感じ始めました。

そして、遂に鷹野が倒れてしまいます。


何が起きたのか分からない状況で、未知子が鷹野の身体を調べると腸閉塞を起こしている事が分かりました。


すぐに鷹野の手術が必要になりますが、蛭間は未知子に対して浅井の手術を継続するように命じます。

また、海老名と近藤も鷹野の元へ行こうとしますが、蛭間は行くなと命じます。


鷹野が運ばれた後、未知子は浅井の手術を続行するのかと思いきや、「インオペ」と言って浅井の手術をせずに閉じてしまいます。

そして、急いで鷹野の手術に向かうのでした。


未知子により鷹野の手術はあっという間に終わります。

そして、手術が終わった所に蛭間がやってきて、なぜ浅井の手術をしなかったのか?と未知子に問います。


未知子は、浅井は鷹野に切って欲しいと言っていたからだと言います。

外科としてのメンツが丸つぶれになり、馬淵にとって有利な展開進んでしまったこともあり、蛭間は未知子をその場でクビにします。


医局に戻ってもなぜ浅井の手術を継続しなかったのか?未知子の腕があれば手術は無事に終わったのにと海老名や近藤に詰め寄られますが、未知子はクビになったのでと言って帰ってしまいました。


後日晶さんが、蛭間の元を訪れて浅井の手術でのお詫びに来ましたが、話したくないと蛭間は言います。

この時の、蛭間が秘書の照井にジェスチャーで晶さんに言いたい事を伝えるシーンめっちゃ面白いですよね(笑)

結構シリアスなシーンが続いた後だったので、西田さん演じる蛭間のジェスチャーと笛木さん演じる照井の連携プレイに笑わずにはいられませんでした。


クビになった未知子の次の勤務先を探すために、晶さんが片っ端から病院に連絡をしますが、蛭間の圧力により雇ってもらえる病院が見つかりません。


そんな所へ現れたのは、女帝馬淵でした。。。

馬淵は未知子の元に何をしに来たのでしょうか?

次回に続きます。


まとめ

今回は、主任教授選を目前に控え、院内政治でうごめく内科と外科の対決がより際立ってきた回になりました。

浅井の手術という主任教授選を前にした大事な手術に、馬淵率いる内科と絶対に権力を維持したい蛭間の思惑がぶつかりあう中で、未知子だけが患者の事を考えていたのが印象的でした。


また、個人的には未知子がより高いQOLを浅井から学んだ回だったんじゃないかな?と思いました。

もちろんいつも患者にとって何が大切なのかを第一に考えてきた未知子なので、今回が特別という訳ではありませんが、命と命の使い方という天秤を浅井に突き付けられて、未知子が選んだのは、浅井の意向を最優先にすることでした。

その為に自らの進退を顧みず、鷹野を救うということを選択したと思います。

きっと院内政治に無頓着な未知子とは言え、浅井の手術をしなかった事で自分がどうなるのか?についても分かっていたと思います。

全てわかった上で、それでも一番患者の為になる選択をすることができる利他の精神を未知子が示してくれました。


何かあったら、大門未知子のような腕も高い精神性も兼ね揃えたスーパードクターにお願いしたいと思うと同時に、何事においても自分の為にも利他の精神を持つことは大切だなぁと思いました。


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